君がいつもそこにいてくれるなら
そこがそこであり続ける
大抵の場合、私が土地を購入する理由は、「そこじゃなければできないこと」をするためだから。正確にはYUMEにしてもらうと言う方のほうが正しい。
そのリージョンが持つ風景の中に、溶け込むような景観を作り上げていく。アバターの「容姿」に手を加えるのと同じ感覚で、じみぃーに土地を変形させたり樹木を植えたりオブジェクトを置いたりしながら自分の世界を育て上げる。
自分の感性を刺激する「何か」に出会う度にYUMEに取り込み、土地に組み込む。自分の土地をYUMEというアバターも一緒にして創り上げる場所が「そこ」にある。
海辺で夕陽を見るためだけにあるこの区画。
ここがこのままの姿で存在し続けるために買った土地。いつか手放すときまではここにはこれ以上のものは何も足さないし、ここから何も引かない。
そして今夜も、沈みゆく夕日を背に浜辺にたたずむYUMEを見ながらウィスキーを飲もう。
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